〜日経平均とTOPIXの寄与度ランキング〜
どうも。
火曜と土曜はよっしーブログ
のお時間です。
日付変わりがちです。はい。
早速ですが前回の
今更聞けない「日経平均」の続きで、
今更聞けない
「TOPIXとか日経平均寄与度銘柄とかその辺をなんとなく」
です。
TOPIX(トピックス)って知ってますか?
ニュースや何やらで聞いたことくらいはありますよね。
日経平均と並んで、日本の景気を測る上で重要な指標の一つです。
日経平均は東証一部に上場している企業のうち代表的な225銘柄の平均株価でしたよね?
それに対してTOPIXというのは、東証一部に上場している全銘柄の時価総額の合計を銘柄数で割った指標のことです。
まとめるとこうですね。
日経平均:東証一部上場企業の代表225銘柄の平均株価、日経新聞社が算出
TOPIX:東証一部上場企業全体の時価総額の平均額、東京証券取引所が算出
日経平均株価とTOPIXでは、算出している金額の性質が違います。
日経平均は特定の銘柄に依存しているので、こちらの方が株価の高い企業に左右されやすい、という側面がありますよね。
とはいえ、株価が上がれば自動的に時価総額も上がるので、どちらも景気や株式市場の盛り上がりをはかる指標だといえるのです。
ところで、日経平均に強く影響を与える銘柄というものがあるんですよね。
前述の通り、日経平均(日経225)というのは単純に組み入れ銘柄の株価合計を225で割っているわけではなく、
業種や銘柄によって色々計算した上で寄与度や構成比率というものが定められています。
例えば2020年9月時点での日経平均組み入れ銘柄の構成比率の高い企業をいくつか見てみましょう。
1位 ファーストリテイリング(以下ユニクロ) 10.37%
2位 ソフトバンクグループ(以下孫さん) 5.41%
3位 東京エレクトロン 4.10%
4位 ファナック 3.21%
5位 ダイキン 3.00%
ちょ、ちょ待てよ!!
1位のユニクロに対して、2位の孫さんですらたったの半分しかないんですね。
4位になると比率は1/3以下です。そもそも僕はファナックという社名すら初めて聞きました(ちなみに日本を代表する電子機器メーカーらしいです)。
ユニクロの株価が動くだけで、日経平均の約10%が連動してしまうんですね。
さらに言うと、みんなが大好きりそな銀行って構成比率わずかに0.01%なんですよ。
ユニクロとの差は約1000倍です。
だからと言って
「日経平均てバラ付きあるから参考にしにくいやんけ!!」
と河内のおっさんのように大声を上げるのは時期尚早です。
日本の株式市場全体の動向を見るには日経平均はとても有用であるということには変わりありません。
日経平均に変動があった場合にその理由を類推し、
上位銘柄だけに変動があったのか、
上位銘柄の中でも特定の銘柄にのみ変動があったのか、
もしくは日本経済全体に変動があったのか、
その辺を考慮してみていくことで、より一層固い資産形成ができるのです。
たぶん。
※あくまでスマホと睨めっこして出てきた数字なのでもし間違いがあれば優しい言葉で指摘してくださいね。
寄与度上位は
ユニクロ、孫さん、東京エレクトロン…
と続いていくのですが、
この3社だけで何と全体の20%近くを占めているんですよね。
4位は現在ファナックという会社なのですが、
以前より、
・ユニクロ
・孫さん
・ファナック
の3社を日経平均における「御三家」と表現する事もあったようで、長らく上位を占めていた企業なんですね。
「御三家」
良い響きですね。
尾張・紀州・水戸
郷・西城・野口
ガイア・マッシュ・オルテガ
沢北・流川・仙道
波多野・松尾・竹友
各分野で様々な御三家が存在しますが、御三家と称されることはさぞかしテンソンマックスなのでしょうね。
ところで日本のユーチューバーの御三家ってご存知ですか?
・はじめしゃちょー
・ヒカキン
・カラチャン健康Labo.
だそうです。
気になった方は検索してみてください。
話を戻すと、株価の動向をみるにあたって、日経平均だけでなくTOPIXなんかもちゃんとみていくとより良い資産形成に繋がるのですが、
TOPIXに影響を与える企業の上位陣をみていくと、
トヨタ、三菱UFJグループ、孫さん、NTT、キーエンス…
となります。
(最新上位ランキングを探したのですが見つからなかったので、順位に関しては不正確かもです。)
この2つの指標を「業種」という観点から見ていくと、
・日経平均は
電子機器、小売業、情報通信
等の業種が多くを占めているのに対し、
・TOPIXは
電子機器、銀行、輸送用機器(車関係)
等の割合が多いんですね。
TOPIXは企業の時価総額が影響を与えるので、なるほどといった感じではないでしょうか。
今日はこれくらいで。
それでは皆様ご機嫌よう。
